コミュニケーションとは甘えを許すことではない

コミュニケーションを取る上で気を付けたいこと

コミュニケーションを高めると言うことは、何も新入社員に甘えを許すということではありません。

新入社員の主張を全て受け入れる、できるだけ怒らないようにする、と言うように、新入社員に迎合することでもないのです。

コミュニケーションの難しさどちらかと言うと意識面での捉え方がポイントで、「新入社員を大人として、そして自分たちの仲間として受け入れる」と言うことです。

そんな単純なこと、と思うでしょうか。

しかし、現実的にはこれが最も難しいのではないかと思います。

下手に意識すれば、お客様扱いする結果となってしまいますし、意識しないようにしてしまえば改善は図れません。

やはり、「新入社員も自分たちの仲間」という考え方をしっかりと腹に落とすことが必要なのです。

そして、新入社員に居場所を提供できるように、体制を全社員が一丸となってしっかりと作ること、これが大切です。

会社全体の問題として捉える

新入社員が辞めてしまうのは、新入社員だけの問題ではないということに早く気付くことが必要なのである。

この事実を無視して、あるいは臭いものに蓋をするような社風であっては、新入社員が辞めていくのは至極当然とも言えます。

人間の成長と言うものは、置かれている環境によって大きく左右されることが多いです。

新入社員が育たない、すぐに辞めてしまうのは、そういった「新入社員が育たない」という環境に置かれているということです。

新入社員を擁護するつもりは全くないのですが、自社の社風やコミュニケーション力をあらためて見つめ直す機会は、通常業務においては乏しいものです。

これをきっかけに、あなたの会社のコミュニケーション力はどうなっているのかを、チェックして欲しいと思います。

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